採用情報

先輩社員の声

製造部

 

吉田 智朋ヨシダ トモアキ30歳

 

入社5年 - 2014年入社

 

現在の仕事内容を教えてください。

品質保証部として、原料に不具合があった場合に不具合状況をまとめてメーカーに報告、返品や補償をしてもらう仕事をしています。
また、同じ不具合が連続して発生しないか調査を依頼し、原料の品質維持に努めています。同時に、メーカーからの外注業務の実績報告も行っています。
加えて、メーカーから依頼された加工を工場で行い、加工後の製品の寸法・キズの有無を報告しています。

やりがいを教えてください。

熟練の作業者でも原料が悪いと良い製品を作ることができません。私たち品質保証部は現場の作業者が良い製品を安定生産できるように、原料に不具合が無いか等を確認・管理をします。
もし原料に不具合があれば、メーカーに情報の伝達と処置の依頼をしますが、交渉をスムーズに進めるためには担当者の経験が必要になってきます。その中で緊急を要する不具合があった場合、相当の実力が求められます。
自分の力で原料の安定供給ができ、それで現場の作業者が良い製品をつくることができ、良い製品を送り出すことにやりがいを感じますし、私の活力になっています。

心がけていることはありますか?

私が心掛けていることは「問題点を放置しないこと」、「自分の仕事の問題点は何か」を常に考えることです。
成長を続けていくには常に問題点を改善していく必要がありますが、その問題点を見つけることが一番の難点です。
次に難しいことが、問題を見つけたときにすぐに行動に移せるか、ということです。
仕事が忙しいと、問題を見つけてもすぐに解決することが難しいですが、「忙しい」を理由にしていてはいつまでたっても改善されません。常に素早い行動を心掛け、問題を解決できるように意識しています 。

仕事での失敗談、成功談を教えてください。

以前に、メーカーから情報を伝達するときに確認が足らずに間違えた指示をしてしまい、失敗をしたことがありました。
メーカーの外注加工品で、加工前検査の段階で原料に不具合があり、どうするのか判断を仰ぐためにメーカーに連絡したときのことです。メーカーから複数の意味にとれるような指示が来たのですが、自分の感覚で言葉の意味をとらえて判断をしてしまい、間違えた指示を出してしまいました。
これ以後、人によって感覚が異なることを意識して、常に相手の立場になり、俯瞰で物事をとらえることを徹底しており、同様のトラブルを防いでいます。

休日の過ごし方を教えてください。

入社したての頃は資格を取りに行くことが多かったので、そのための勉強に時間を費やしていました。入社してから2~3年経つと余裕も出てきて、趣味や家事に時間を使っていました。社会人になると、学生の頃より自由に使える時間が減ってしまいますが、リフレッシュするために意識的に外出する機会を作ったりもしています。
結婚して子供が産まれてからは趣味に費やす時間が減り、子守りや家事手伝いに費やす時間が増えました。まだ子供が小さいため目が離せませんが、子供と一緒に外に出かけるのもいい気分転換になります。

入社の決め手を教えてください

私が近江産業に入社した決め手は「この人たちと働きたい!」と思えたからです。
まず面接時の役員の方たちが明るい人達で、非常に好印象でした。また面接時のやりとりの中で、彼らは会社の現状維持ではなく、どうやって会社を良くしていこうかを常に考えていました。その熱意と前向きな姿勢をみて、私もこの一員となって、近江産業をどんどん成長させていこうと思うようになり、入社を決意しました。

学生さんへのメッセージをお願いします

仕事をするにあたって一番ポイントになるのは“人付き合い”だ、と私は思います。
社会に出ると、自分とは育ってきた環境や立場、目的、考え方が全く違う人たちと関わることが多くなります。その中で、どうしても“ウマ”が合わない人も出てきます。ですが、それに臆せず常に周囲の人たちの話に関わってみてください。苦手意識があった人でも、じっくり話してみると意外と“ウマ”が合ったりするものです。
社会に出ると、一人ではどうしようもできない問題に遭遇することが多々あります。そんなときに相談できる人が沢山いると、問題解決の突破口になりますよ。